温故知新~昨日があるから明日がある~
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所謂、ベスト・セラーと呼ばれるものは、元来、へそ曲がりなので読まないのですが、妻が昨日買って来て、自分で読んだものを私に手渡すので、時間もあることなので読んでみました。

ホームレス中学生



著者である田村裕さんは、お笑いコンビ 麒麟のツッコミ担当だそうで、この本は彼の自伝書です。1時間もかからず読めてしまいます。寄る年波に勝てず、集中力の無くなって来た私には読み易い分量です。本の帯に『学校図書館から注文続々!!』と言うキャッチ・コピーがついているので、小学生や中学生でも判り易い内容と言う事なのでしょうね。



[概略]


中学2年の一学期の終業式の日、終業式を終え帰宅してみると自宅が《差し押さえ》兄と姉の帰りを待ち、3人で父の帰り待ち、そこで聞かされた、突然の『家族解散』宣告、父親はそのまま失踪、母親は著者が小学校5年の時に直腸がんで他界、著者は兄と姉の一緒に暮らそうと言う説得に応じず、単独で公園でのホームレス生活に入ります。生活力のない中学生が苦労をしながら、やがて、周りの人々の助けを受け、兄弟3人で健気に生き、成長していく様が描かれています。



[感想]

中流の生活をしていた家族が、母の他界をきっかけに続けざまに不幸に見舞われ、やがて、突然の解散・・家族が解散する事など聞いた事もありませんが、現実として自分が知らないだけで、色々な所で、この小説までは行かなくても、家族の崩壊が始まっているのではないかと感じずには居られません。


この本の著者は今年で28歳になられるそうですが、彼がホームレスを経験された時代より少し後に、日本経済は暗い陰を落とし始めます。若者に対してやる気がないとか言われる大人の方は多いですが、多感な頃に様々な『崩壊』を見聞した事が、その後の彼らの内面に影響を与えているのではないかと感じています。


それまでの時代を『仕方が無かった』の一言で済ましてしまうのは簡単ですが、間近に迫っている、少子高齢化、人口減少時代、国全体が財政破綻した夕張のようになってしまうではないかと心配しています。周りが助けるだけのものを持ち合わせていれば、まだ、助かる可能性もあるでしょうが、今のままではどうする事も出来ない状態になってしまうのではないでしょうか・・・



ホームレス中学生 ホームレス中学生
麒麟・田村裕 (2007/08/31)
ワニブックス

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【2007/10/28 22:40】 | 積読・乱読
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しのちゃん
親こあらさんおはようございます(^-^)。
この本話題になっていますよね~。
私は読んだことないですが(^-^;)。
確かに今は何もかも「崩壊」していますよね。
他人を思いやる。
家族を思いやる気持ちがあればそんなことはないと思いますが…
やはり愛が冷えている時代、なかなかそうもいかないのが現状なのでしょうね。
でもちょっとした思いやりが嬉しいですよね。
全てが全て失われてはいないから少しでも希望を持ちたいですよね。


親こあら
しのぶさん今晩は!!

>この本話題になっていますよね~。
私は読んだことないですが(^-^;)。

全然知らなかったのですが、そうみたいですね。^^

>確かに今は何もかも「崩壊」していますよね。
他人を思いやる。
家族を思いやる気持ちがあればそんなことはないと思いますが…
やはり愛が冷えている時代、なかなかそうもいかないのが現状なのでしょうね。
でもちょっとした思いやりが嬉しいですよね。
全てが全て失われてはいないから少しでも希望を持ちたいですよね。

本当にそうですよね。こんな時代だから大切にしないといけないものありますよね。^^



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